人気アクション映画シリーズ「ランボー」が新たにリブートされ、若きジョン・ランボー役にノア・センティネオがキャスティングされたが、シリーズの顔であるシルベスター・スタローンは、この配役を望んでいなかったようだ。
スタローンは昨年、テレビ番組『ザ・トゥナイト・ショー』で、理想の後継者としてライアン・ゴズリングの名前を挙げていた。ライアンは幼少期からランボーに強い憧れを抱いており、学校にランボーの格好で通っていたことがその理由だという。「彼はランボーに深い共感を持っていた。だから、もしバトンを渡すなら彼に渡したいと思った」とスタローンは語っている。
一方、ノアは「好きだった君へ」シリーズや『ブラックアダム』などで知られ、今回のリブート版ではベトナム戦争時代の若きランボーを演じる予定。撮影は2026年初頭にタイで開始される見込みで、監督は『レア・エクスポーツ~囚われのサンタクロース~』のヤルマリ・ヘランダーだ。
「ランボー」シリーズは1982年の『ランボー』から始まり、スタローン演じるベトナム帰還兵の苦悩と戦いを描いた作品として世界的に人気を博した。今回のリブートが、どのような新たな視点でランボー像を描くのか注目が集まっている。