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上司に憧れるビジネスマンわずか13.7% 管理職と非管理職の「マネジメント観」の違いが明らかに

よろず~調査班【ライフ】 よろず~調査班【ライフ】
画像はイメージです(taka/stock.adobe.com)
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 MENTAGRAPH株式会社はこのほど、22~65歳の全国のビジネスパーソン1,800人(管理職900人・非管理職900人)を対象に「働き方と組織意識に関する調査」を実施。その結果、管理職と非管理職の間に多くの認識ギャップが存在することが明らかとなった。

 まず、「会社の現在の方針を詳しく理解しているか」では、「当てはまる」と答えた管理職は15.8%、非管理職は9.0%、「やや当てはまる」と答えた管理職は42.8%、非管理職は32.4%という結果に。この2項目を合算した「会社方針に対して理解している層」は、管理職58.6%、非管理職41.4%と、17.2ポイントの差が生まれている。

 「日々の業務で会社の方針を意識して行動しているか」でも、管理職の43.8%が「当てはまる」「やや当てはまる」と回答した一方、非管理職は32.8%にとどまり、11ポイントの差があることが分かった。

 さらに、「会社の方針の実現に向けて前向きな気持ちであるか」でも、管理職39.3%、非管理職28.0%と11.3ポイントの差があった。会社の方針に対して、非管理職の意欲が停滞している現状が明らかとなった。

 また、「上司がやるべきこと(管理職)」、「上司に求めること(非管理職)」についての認識も調査。「上司はわからないことを事前に教えるべきだ」と考える人の割合は、管理職で34.9%、非管理職では46.9%と、12ポイントの差が生じた。「上司は手取り足取り教えるべきだ」という項目でも、管理職は31.5%に対し、非管理職では40.3%と、非管理職の共感層は管理職より8.8ポイント高く、非管理職がより“直接的なサポート”を求めている傾向が見られた。

 最後に、非管理職に上司に憧れているか質問してみると、憧れている非管理職はわずか13.7%にとどまる結果に。上司と部下の双方が「良かれ」と思って行動していても、根本的な価値観や期待がズレていることで、現場ではすれ違いやストレスを生んでいる可能性があると明らかになった。

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