リアム・ギャラガーが、15年ぶりにスコットランドで開催されたオアシスのライブにて、エディンバラ市議会に対して激しい非難を浴びせた。昨年10月に行われた市議会の安全対策会議での発言に反応したもので、そこには、マレーフィールド・スタジアムで予定されていたオアシスの公演に関して、「主に中年男性が来場し、スペースを多く取る」「酩酊の可能性が中〜高程度」といった記述があった。
8月8日、3日間の完売公演の初日で、リアムは7万人の観客に向かってこう語った。「まずは市議会の連中に言いたい。あいつらはクソったれだ。俺たちはこの街に3日間で10億ポンド(約2000億円)をもたらすんだ。10億だぞ。でもお前らはその恩恵を目にすることはない。なぜなら、市長はその金を、上流階級の醜い仲間たちで分け合うからだ」
さらにリアムは「俺たちはまだ謝罪を待ってるんだ」と付け加え、市議会の態度に強い不満を示した。
この市議会の発言は、ザ・サン紙が情報公開請求を通じて入手した文書によって明らかになった。また、オアシスのファンが「騒がしい」とされ、エディンバラ・フェスティバル・フリンジの出演者が出演を取りやめる可能性があるとの懸念も示されていた。
これらの発言が公になった後、リアムはSNSで市議会関係者に警告を発信。X(旧Twitter)にて「エディンバラ市議会へ。オアシスのファンについて言ったことは聞いたぞ。正直、お前らの態度はクソだ。その日は街を離れた方がいい」と投稿し、怒りをあらわにしていた。