竹書房が8月7日に、堀内三佳氏のエッセイ漫画「母の遺品整理で学んだ人生を軽くする方法」を発売した。発売を記念して、同作の冒頭23ページが特別公開された。
同作は堀内氏の実体験を基にした作品。物語は年老いて頑固になり、毎日喧嘩ばかりしていた堀内氏と母の描写から始まる。介護のための同居が決定し、生活の中でストレスが限界に。しかし、そんな中で母は容体が悪くなり、あっという間に亡くなってしまった。「母のようにはなるまい」と思いながら遺品整理をするうちに、在りし日の母から受けていた愛に気づく堀内氏。そんな「遺品整理」から、母の思いと自分を見つめ直すきっかけになった日々について描いている。
エッセイの発売記念として今回は、堀内氏の母の急死から遺品の整理を始める冒頭部分が公開された。実母の死を経て、自分の老後を見据えて今から準備できること、人生を軽くするヒントを見つけられる作品となっている。