女優のジュリア・ガーナー(31)が、自身が歌手・マドンナ役を演じる映画の実現を信じているという。ドラマ「オザークへようこそ」や映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」で知られるジュリア、2022年にマドンナの伝記映画で主役の座を射止めたが、現在プロジェクトは一時停止となっている状態だ。
幼少期からマドンナのファンだったというジュリアはポッドキャスト「スマートレス」で「まだ実現する方向」と強調しつつこう話す。「映画化のプロジェクトが進んでいると聞いて、オーディションを受けに行った。ただ自分ができるかどうか試したかったから」
ダンスの訓練を受けていないにも関わらず、マドンナ本人の前でパフォーマンスをしなければならなかったオーディションについてジュリアは「マドンナならどうするだろう」と自問自答したそうで、こう続ける。「つまり自分がこの部屋に相応しいと説得させるだろうなって思った。そして私はやってのけた。『受け取るか拒否するか、私はどちらでも構わない。でももし拒否するなら、私がここを去るなら、それはあなたたちの責任だ』って考えた」
昨年7月にマドンナは自身の伝記映画の脚本を作っていることを発表、タイトルは1987年にリリースされた映画と曲と同名の「フーズ・ザット・ガール」になると明かしていた。2020年に製作発表された同作だが、2023年1月にユニバーサル・ピクチャーズが無期限の延期を決定、同年10月に40周年記念の「セレブレーション・ツアー」をスタートさせたマドンナだが、翌年6月にツアーが終了するとユニバーサルと脚本を完成させるべく自ら再びプロジェクトに取り組んだと報じられていた。一方マドンナ本人も「私の物語を語るのは私しかいない」として「監督と脚本を担当したい」と当時話していた。