料理研究家のリュウジ氏が27日までに自身のYouTubeとXを更新。世間で言われている「味噌汁はまずくなるから沸騰させんなバカ」に対する検証を敢行し、結果を報告した。
動画ではリュウジ氏と3人のスタッフが「沸騰させないもの」「1分沸騰」「10分沸騰」したそれぞれの味噌汁をブラインドしてテイスティング。検証前にリュウジ氏は「煮込むと香りは飛ぶはず。熱が加えられるから、他の味も出てくるんじゃないか」と予想していた。
リュウジ氏は「『味噌は発酵食品だから沸騰させると栄養死ぬぞバカ』勢が確認されましたが 市販の味噌は滅菌処理されているものが大半で酵素や乳酸菌はほぼ活きていないとの事」と市販の味噌について説明。さらに「また活きてても乳酸菌は50℃、酵素は75℃から死ぬので栄養を活かそうとすると相当ぬるい味噌汁になるので僕はやりません」とつづった。
実際に検証した結果、炎上覚悟で「是非そんな方がいらしたらこの動画をみせてください、常識は疑うものだとわかります『新事実、味噌汁沸騰させた方が旨い』」と報告。「試しました 煮立たせた方が旨かったです」と結論づけていた。