歌手のジャスティン・ビーバーが「完全にクリーンな男として生きること」を否定する内容の動画をリポストしたことで、健康状態をめぐる新たな懸念が広がっている。
薬物使用の疑惑が取り沙汰される中、ジャスティンは自身の公式インスタグラムに、故ラッパーDMX(本名アール・シモンズ)が2013年に米トーク番組に出演した際の映像を投稿。司会者から「クリーンな男として生きたいか?」と問われたDMXが、「クリーンっていうのは、マリファナも?お酒も?何もないってこと?」と問い返すと、司会者が「何もない。神の声を届ける澄み切った純粋な器になる必要がある」と答えると、「僕は神と共にあるべき場所にいると思う」と語っていた。
DMXは2021年4月、コカイン誘発性の心臓発作により50歳で死去している。
この映像は10年以上前のものだが、ジャスティンがコメントなしで再シェアしたことで再び注目を集め、薬物使用の噂がくすぶる中、ファンの間では批判や懸念の声が上がっている。
今年2月には、ジャスティンの代理人がTMZに対し、「明白な真実にもかかわらず、人々は否定的でわいせつかつ有害な物語を生き続けさせようとしている」とコメント。さらに、昨年8月に息子ジャック・ブルース君が誕生して以来、妻ヘイリー・ビーバーとの関係は「良好」であり、ジャスティンにとって昨年は「大きな変革の年」だったと説明していた。