Netflixのアニメ映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」が、米国を代表する映画メディア「Variety」が選ぶ「2025アカデミー賞長編アニメ賞にノミネートされるべき価値のある作品」に挙げられたと、韓国メディアが報じた。
記事によると、「Variety」は同作について「躍動的で色鮮やかなミュージカルの旅は、アニメーションの美学とK-POP的要素を融合させ、少女性と文化的誇りを称える楽しいお祭りのようだ。アニメーション部門が、正当に評価すべき作品だ」とコメントしたという。
「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」は、大人気3人組K-POPガールズグループ「ハントリックス」のメンバーであるルミ、ミラ、ゾーイの“裏の顔”を描いたストーリー。3人は実はステージを下りると秘密の能力を使って不可思議な脅威から大切なファンを守るデーモン・ハンターというもう1つの顔を持っている。アクション+音楽が融合した“ハイブリッド・アニメ”は「スパイダーマン:スパイダーバース」のスタッフと、ソニー・ピクチャーズ アニメーションが制作を担当し、マギー・カン監督とクリス・アペルハンス監督が共同で演出を務めた。
同作はNetflixでの配信開始後、90カ国以上でトップ10にランクイン。うち40カ国以上で1位を記録した。
劇中に登場するK-POPグループで、実はデーモンのグループでもある「サジャ・ボーイズ」リーダーのジヌの声を担当した韓国俳優のアン・ヒョソプも高い評価を受けている。悪役ポジションではあるが、ルミとからむ場面も多い重要な役どころ。米評論メディアのColliderは「アン・ヒョソプは、知的でカリスマあふれる死神ジヌを完璧に演じた」などと評価した。