25歳で殺害された俳優でヒップホップMCの故トゥパック・シャクール(2パック)さんの親しい仲間たちが、火葬された遺灰をブランツ(ジョイント)に巻いて吸引したことを、かつてデス・ロウ・レコーズのCEOとして知られたマリオン“シュグ”ナイトが、服役中の刑務所で受けたピープル誌の取材で語った。
2パックは1996年9月7日、ラスベガスで銃撃を受け、6日後に死亡。母アフェニ・シャクールは葬儀を行わず即時火葬を希望し、2パックと共に銃撃を受けたものの命に別状のなかったナイトは「そのために100万ドル(約1億4000万円)を現金で支払った」と明かす。
その晩、アフェニを含むごく少数の関係者が集まり、遺灰を「巻いて」追悼するという異例の儀式が行われたという。ナイトは「彼の一部を体に取り込むことが、象徴的で自然な選択だった」と語り、「吸わなかったのは自分だけ。保護観察中だったから」と説明している。