俳優のヴィン・ディーゼルが、故ポール・ウォーカーさん演じるブライアン・オコナーの再登場を「ワイルド・スピード」シリーズ最終章の「条件」の一つとして挙げたことが明らかになった。
6月29日、カリフォルニア州で開催されたカーイベント「FuelFest」に登壇したディーゼルは、スタジオから「シリーズ最終章を2027年4月に公開できないか」と打診されたことを明かし、次のように語った。
「3つの条件を提示した。1つ目はシリーズの舞台をロサンゼルスに戻すこと。2つ目はストリートレース文化への原点回帰。そして3つ目は、ドムとブライアン・オコナーの再会だ」
ブライアン・オコナーは、2001年の第1作から登場する人気キャラクターで、2013年に交通事故で亡くなったポール・ウォーカーが演じていた。彼の死後も、シリーズではブライアンが「生きている」設定が維持されている。
今回の発言により、最終章となる「ワイルド・スピード」11作目でブライアンがどのような形で再登場するのか、ファンの間で注目が高まっている。