新たなアベンジャーズ映画「サンダーボルツ*」の主演でも話題となった女優フローレンス・ピュー(29)の丸刈りシーンのメイキングが、このほど公開された。ピューは、6月6日に公開された映画「We Live in Time この時を生きて」で丸刈り姿を見せているが、一発勝負だった撮影の舞台裏が明かされた。
ピューが演じるのは新進気鋭の一流シェフであるアルムート。離婚直後で失意のどん底だったトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)と出会い恋に落ちる。2人は一緒に暮らし娘が生まれ家族になるが、アルムートの余命がわずかだと発覚するー。
劇中では、アルムートが気合を入れるために頭を丸めるが、ピューも本当に髪をそっている。「脚本での髪をそるシーンは、とても美しく、幸福感や生命感に満ちていたの。映画のメッセージが深く理解できた」と語っており、髪をそることにちゅうちょはなかった。
バリカンを入れたのは夫役のガーフィールド。やり直しのできない一発撮りとあってド緊張。「人の頭をそるなんて初めてでドキドキした。しかもカメラの前で」と振り返っていた。緊張をほぐしてくれたのは娘を演じた子役グレース・デラニーの存在だったという。「存在感のある名女優だ。彼女のおかげで自然に演じられた。絆と愛を感じることができたよ」と感謝していた。