子育てもAI活用の時代!8割強が何らかのかたちで使用 悩みや不安、愚痴にも対応

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画像はイメージ(mirahands/stock.adobe.com)
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 育児支援サイトを運営する株式会社ベビーカレンダーはこのほど、「AI」の使用経験があり、18歳未満の子どもをもつ保護者251人を対象に「子育てとAI活用」に関する実態調査を行い、結果を公表した。

 調査によると、「育児」におけるAIの使用について、「まったく使わない(12.4%)」を除くと、8割強の保護者が何らかのかたちでAIを活用していることが分かった。

 どのような目的で使用しているかについては、「育児の悩み相談」が42.7%で最も多く、「子どものしつけ」「発達」「お金」に関することなど、人に聞きづらい悩みや、「イヤイヤ期の対応」「かんしゃく時の声かけ」など、家庭内だけで解決が難しい悩みをAIに相談するケースが多かった。

 次いで多かったのは「育児の記録や生活リズムの管理(37.6%)」と「子どもの体調・症状の相談(33.5%)」。「育児記録から機嫌が悪くなりやすい時間帯を教えてくれた」「発熱や吐き戻しがあったときの対応をAIに聞いて復習できた」といった声があり、日々の記録と照らし合わせながら、体調や機嫌の変化に気づきやすくなったり、不安なときに次の行動を考えるヒントを得たりと、日常の判断を支える使い方が目立った。

 また、「愚痴や不安を話す・気分転換(28.0%)」といった回答もあり、「夜中でも気軽に会話できる」「友人に連絡するほどではない内容も話しやすい」「育児中、ネガティブになったときに褒めてくれるので自己肯定感が高まる」など、AIが気持ちに寄り添い共感してくれることで救われたという声があった。

 子育てにAIを使って「よかった」と感じたことでは、最も多かったのは「育児のアイデアや知識がすぐに得られた(49.5%)」、次いで「自分ひとりで抱えこまずに済んだ(43.1%)」「夜間やすきま時間でも頼れる(39.5%)」などが上位に挙がった。時間や場所を選ばず、聞きたいときにすぐに答えが得られる点は、育児中の保護者にとって大きな安心材料になっている。ほかにも「時間や心の余裕ができた(32.1%)」「誰にも聞けなかった悩みを相談できた(24.3%)」など、精神的な負担の軽減につながるとする声も多く見られた。

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