小泉進次郎農相(44)が2日の参院予算委員会での質疑で、公明党の三浦信祐参院議員(50)から備蓄米として放出された「古古米」「古古古米」と呼ばれる米について「この呼び方、変えてはどうでしょうか」と問われた。
小泉氏は「令和3年産米とか、令和4年産米…こういった形の方が実際適切かもしれません。先日、私も備蓄米の倉庫を拝見した時も、ものすごくきれいな倉庫に感銘を受けた。日本の品質管理、この倉庫の状態は世界トップクラスと言ってもいいと思います。こういった皆さんの思いに応えて、かつきのうから、おとといから発売が始まった2000円の備蓄米を食べられた方々がすごくテレビ番組などで発信をしてくださってますが、あまり違いがわからないという方が多いのも事実」とした。
その上で「ネーミングはこちらで決めるというよりも、世の中で今回、実際に味わった方々などがいろんな発信をするというのも今の、現代のSNS社会などを含めて、出てくると思います」と、SNS発のネーミングに期待した。
小泉氏は「そういった『令和3年産米』とかこういったことも含めて、政府としては適切に考え、民間の皆さんの中でも国民の皆さんにもいい形を結果として根付いていく、浸透していくといったことを期待している」と述べた。