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他が良くても即NG!「心理的瑕疵」より避けたい条件も 不動産サイトでスルーしてしまう物件

よろず~調査班【ライフ】 よろず~調査班【ライフ】
画像はイメージ(あんみつ姫/stock.adobe.com)
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 株式会社AlbaLinkはこのほど、不動産サイトを利用したことがある男女500人を対象に「不動産サイトでスルーしてしまう物件に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。

 スルーされる条件の3位は「古すぎる(19.4%)」。「古くて暗い雰囲気が写真から伝わるとき。実際に住んでみて、設備が壊れやすかったり、壊れるたびに不動産屋に連絡したり業者にお願いしたりなど、大変な思いをしたことがある(30代女性)」「築35年以上。耐震性が不安なので(30代女性)」など、不具合や故障の起こりやすいデメリット、建物の強度としての安心感という点で敬遠された。

 2位は「ユニットバス(24.8%)」。「せっかく身体を清潔にしたのに、トイレのある部屋を通らないといけないので、避けるようにしている(20代男性)」「お風呂入ったあとにトイレットペーパーがふにゃふにゃになるし、便座が結露するのが嫌なのでナシ(40代女性)」など、快適性が損なわれると考えている人が多い。

 最もスルーされる条件は「家賃が高い(43.3%)」だった。「予算を大きく上回っていると、いい物件だなと思っても当然『ナシだな』と評価する(20代女性)」「近隣相場より家賃が高額(40代男性)」など、どれだけ良い物件でも、大幅に予算をオーバーすると収支のバランスが崩れ、生活が厳しくなることから第1位に。「駅から遠いのに高い」「古いのに高い」という回答もあり、建物・内装のスペックに見合っていないと受け取られた場合もスルーされる要因となった。

 「他が良くても即NGな物件条件」を聞いたところ、最も多かった回答は「周囲に騒音を出すものがある(19.6%)」だった。具体的には「線路沿い」「交通量の多い道路沿い」「夜まで営業する店舗の近く」「学校や公園など、子どもが集まる場所の近く」などが挙げられた。

 2位以下は「ユニットバス(15.5%)」「心理的瑕疵物件(9.7%)」「日当たりが悪い(8.7%)」「駅から遠い(8.5%)」などが続いた。

 「見た目ではわからない物件の意外な魅力」では、1位は「古くても内装はきれい(20.8%)」だった。「築年数も古いので『ボロボロの物件かも』と不安だったが、リノベーションされて内装は新しくなっていて、鍵は厳重でチェーンもついていたので良かった(20代女性)」「古くても水回りや壁紙がリフォーム済みだと、とても快適(30代女性)」など、ポイントを押さえてリフォーム・リノベーションされている物件の印象はアップするようだ。

 2位以下は「防音性が高い(7.3%)」「きちんと管理されている(6.3%)」「収納が使いやすい(5.2%)」などが続いた。

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