犬や猫などの動物をペットとして家族に迎えてみると、想像よりも性格が違って驚くことがあるだろう。特にペットとしてはやや珍しいヤギともなれば、犬や猫よりも情報が少なくて、ふと見せる意外な一面に遭遇することがある。Instagramで猫とヤギの日常を漫画で描いている、くるねこ大和さんの投稿『怒ってないよ』が、多くの人々の癒しとなっている。
ある日、くるねこさんがいつものようにヤギの世話をしていると、近くにいたヤギの「ボクちゃん」が、くるねこさんが着用しているパーカーのフードの紐に興味を示し、「はぶ」と食べ始めてしまう。しかし紐を飲み込んでは大変だと思ったくるねこさんは慌てて多少強引に引き離すと、ボクちゃんはしゅんと首を垂れて落ち込んでしまうのだった。
一方、その様子を見ていたもう1匹のヤギのオレちゃんは、くるねこさんが怒っていると勘違いしたのか体をすり寄せてくる始末。さらに、オレちゃんの対応をしているとボクちゃんは、いつの間にかくるねこさんの近くから離れ、近くの木のそばで意気消沈するのだった。
同作の読者からは「あまりに健気でこっちが泣きたくなる…」「ヤギって可愛いんですね~」など、ヤギの知られざる性格に驚きと感動の声が多くあがっている。作者のくるねこ大和さんにも話を聞いた。
ーボクちゃんはいつもこのように甘えるのでしょうか?
はい。いつも寄ってきます!掃除していてもずっと着いて回って、可能な限り頭をくっつけてきます。大好きな「頭ゴシゴシ」をしてもらいたいのです(笑)
ー落ち込んでしまった時の対処法はありますか?
もうとにかく声かけと頭ゴシゴシです!「怒ってないよ〜。ご〜め〜ん〜ね〜。」と優しく声かけながら、根気よく撫でていると機嫌を直してくれます(笑)
ーヤギという動物自体が繊細な性格なのでしょうか?
ヤギぼんズの実家の牧場主さんいわく、『ヤギは2頭で飼わないと寂しくて泣いてしまう』のだそうです。なので、ヤギは繊細なのかもしれませんね。ちなみに、我が家のボクちゃんは寂しがりでナイーブですが、もう一頭のオレちゃんはどちらかというとガサツなタイプです(笑)同じヤギでも性格に違いがあると思います。
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