ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が28日、韓国・釜山で開催された「第1回アジアショートドラマアワード」で最優秀俳優賞を受賞した。日本テレビ制作のオリジナルショートドラマ「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」での演技が評価された。
同作は昨年11月に、ショートドラマ配信アプリ「UniReel」で配信された。八木が演じたのは音楽教師の丸山武。同僚であり恋人の今泉理恵(堀未央奈)を死に追い込んだ未来高校3年F組の生徒たちを卒業式前日に音楽室に集め、“最期の授業”と称してデスゲームを仕掛けるという役どころだった。
「最優秀俳優賞」受賞に八木は「素晴らしい賞をいただき本当に光栄です。ありがとうございます」と感謝。演じたことのない冷徹な役に「僕自身、新しい“引き出し”が生まれた作品だったと思います」と振り返った。「この作品に携わったすべてのみなさんに感謝し、僕自身これからも、1人の人間として、1人の俳優として、1人のアーティストとして誠実にひとつひとつの作品と向き合っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします」とメッセージを送った。
同賞は、日本・中国・韓国が共同で立ち上げた国際アワード。再生数やSNSでの話題性、海外展開の実績などをもとに、ショートドラマの優れた作品や俳優、配信プラットフォームを総合的に評価する。短尺コンテンツの可能性に光を当て、アジア発エンタメの新たな基準をつくることを目的としている。