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来場者の8割以上が高評価 ガンダムも大貢献!「大阪・関西万博の満足度」調査

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
ミャクミャクとガンダム=大阪・関西万博
ミャクミャクとガンダム=大阪・関西万博

 DX&マーケティング事業を展開するナイル株式会社はこのほど、大阪・関西万博に来場した全国の10~60代の男女550人を対象に、万博の満足度や来場理由、人気の展示、情報収集の手段についてアンケートを実施、結果を公表した。

 万博の満足度について、約半数の50.2%が「とても満足した」と回答。36.0%の「ある程度」を合わせると86.2%と高い満足度が示された。

 来場した理由の上位は「貴重な機会だから(41.8%)」「住んでいる場所から行きやすかったから(34.2%)」「目当てのパビリオンや展示物があった(31.1%)」「世界各国の文化や技術を知りたかった(27.8%)」で、世界中の文化や先端技術に触れられるという万博の魅力を反映した結果に。「公式キャラクターが好きだから」という〝ミャクミャク推し〟も1.1%いた。

 最も楽しかったものでは、「国内パビリオン」が44.7%でトップ。「海外パビリオン(39.5%)」「大屋根リング(21.3%)」と続いた。パビリオンの中では「火星の石」が展示されている「日本館」が1番人気。「月の石」を筆頭に五つのパートからなる没入型展示を用意した「アメリカ館」が続き、「大屋根リング」「イタリア館」も人気が高かった。また、実物大ガンダム像を設置したGUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONが5位にランクイン。日本のキャラクタービジネスは、国際的なイベントでも十分な求心力があるといえる。

 情報収集に役立ったツールは「Instagram」「X」「YouTube」など、ビジュアル中心で情報が把握しやすく、実体験のシェアが多いSNSが上位に入った。

 万博について検索した事柄は、「混雑具合(37.6%)」「評判について(34.9%)」「どのパビリオン・展示物を体験するか(30.9%)」がトップ3。「計画」や「失敗回避」に紐づく内容も多く、広大な敷地の万博を、いかに合理的に楽しむかもポイントだ。

 開催前や開幕直後には、準備の遅れや会場設備への不安など、否定的な声も一部に見られた大阪・関西万博だが、実際に訪れた人たちの多くはポジティブな印象を抱いているようだ。

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