ゴジラ。日本を代表する怪獣であり、初代は1954年に公開され、2016年に公開された庵野秀明が手掛けた「シン・ゴジラ」は日本を震撼させ、2023年に公開された「ゴジラ―1.0」は世界を震撼させた。また、ゴジラ作品は日本にとどまらず、海外でも生まれ続けている。
歴史ある作品ゆえに、年齢層は幅広く、コアなファンも多い。だが、なんと高校生であり、女性であり、しかもコアなファンが存在するのだ。その名は、さくりさん(@sakuri_godzilla)。
「高3女子 自慢の部屋を見てほしい」の一言と共にX(Twitter)に投稿された、さくりさんの部屋はコレクションの揃いっぷりもディスプレイの仕方もお見事だ。フィギュアはもちろん、ポスターまで並ぶ部屋は、まさにゴジラ部屋。
さくりさんのゴジラ好きは、兄弟はもちろん、父も母もゴジラ好きがいないなかで自然発生したタイプ。コレクションの購入費は、バイトで稼いだお金や、誕生日や行事のプレゼントで、ここまで揃えていったそう。
さくりさんは「ゴジラVSデストロイア」が大好きで、部屋の入口に専用コーナーを作るほど。コーナーにはバーニングゴジラのフィギュアが大小揃えられているのが目立ち、アクスタも並ぶ。
コレクションを揃えるだけではなく、ゴジラのイラストやリペイントなどフィギュアの改造も嗜むさくりさん。スーパーファミコンゲーム「超ゴジラ」にでてくるキングギドラの細胞を取り込んだ姿である超ゴジラや、同ゲームのラスボスであるバガンをモチーフにしたカラーイラストもあり、そのゴジラ愛は計り知れない。
ゴジラBIG LOVE少女・さくりさんとゴジラとの出会いはどんなものだったのか。いろいろと話を聞いた。
ーーゴジラにハマったきっかけは。
さくりさん: 恐竜が元々大好きで、幼い頃「ゴジラVSキングギドラ」を観てゴジラに惚れ、以降ゴジラファンを続けています!
ーーゴジラ以外で好きな怪獣はいますか。その理由も教えてください。
さくりさん: ゴジラ以外の推し怪獣は2001年公開の「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」に登場するキングギドラです! キングギドラの中では珍しい、日本の味方の立場で お顔が意外と可愛くて最高なんです!
ーーこの部屋に友達を呼んでみたことはありますか。その時の反応はどんなものでしょうか。
さくりさん: よく友達を呼んで遊ぶことがありますが、今はみんな慣れたのか当たり前のように過ごしています(笑) 最初は「ゴジラすげーやべー」みたいな反応をされました。
ーー親はゴジラ趣味に対してどんな反応をしていますか。
さくりさん: 親は私の趣味に賛成してくれて、最初はゴジラの事を何も知らなかったのに今ではゴジラの姿を見て 何年のゴジラか答えられるくらいに! お母さんの推しは1999年の「ミレゴジ」らしいです!
ーーこの部屋の完成はありますか。到達点があれば教えてください。
さくりさん: 大人になったらリビングから寝室までフィギュア棚を置いてゴジラでいっぱいにして、ゴジラの映画を大画面で観れるスクリーンを置きたいです! あとは玄関に推しゴジラの私と同じくらいのサイズの像を置くことが夢です(笑)。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
さくりさん: 予想以上の沢山の反響に戸惑いつつ、沢山の人が私の自慢の部屋を褒めてくださったり、興味を示してくれたりして、とても嬉しいです!!
この投稿を通して少しでも沢山の人がゴジラの事を好きになったり、興味を持っていてくれていたら幸せです(笑)。
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ゴジラの魅力は時代を超えて健在。人間サイズの推しゴジラ像がもし存在しなくても、さくりさんなら手作りしてしまいそう。そんな”熱狂”を感じた。むしろ、やってほしい。
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