気付けばバッテリー残量は10%…出張先での危機的状況を逃れた“今フウ”の方法 意外と簡単!?

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スマートフォンは連絡手段としてはもちろん、情報収集、地図、そして支払いまで、その役割は多岐にわたり生活に欠かせない。しかし、この便利なツールには常に「バッテリー切れ」という恐怖がつきまとう。筆者もその恐怖を身をもって体験している。

それは仕事で他県に出張することになった日のことだ。出張といっても日帰りを予定しているため、バッグには財布や手帳、仕事の資料だけを入れて出かけることにした。

このところ筆者のスマホはバッテリー持ちが悪くなっているものの、その時点で100%充電ができていることから、「さすがに1日でバッテリー切れにはならないだろう」と考え、モバイルバッテリーや充電ケーブルは持たずに出発した。しかし数時間後には、筆者はこの考えを後悔することになる。

当初の予定では、他県に4時間ほど滞在して夕方には家に帰るはずだった。しかし予想外に時間が要してしまい、実際には6時間ほど滞在することに。その後、仕事を終えて帰りの電車の予定を確認するためにスマホを見ると、なんとバッテリーの残量が10%を切っていた。

筆者は日頃、新幹線を利用する際にはスマホで切符を予約・発券している。そしてこの日も例外なくスマホで切符を予約していたが、帰りの切符はまだ発券していない状態だった。つまり、今スマホが使えなくなると帰りの新幹線の切符が発券できなくなってしまうのだ。

帰る前に食事をしようと立ち寄ったラーメン屋でこの危機的状況に気が付いた筆者は、どうにかスマホを充電する手段はないか考え始める。そこで思い出したのが、普段の買い物でよく利用しているPayPayアプリのメニューにある「スマホ充電」という項目だった。

藁にもすがる思いでPayPayアプリを起動させ、メニューからスマホ充電をタップすると、「ChargeSPOT(チャージスポット)」というサービスと連携していることが分かった。ChargeSPOTは、スマホで手続きをすることでモバイルバッテリーをレンタルできるサービスらしい。そしてPayPayアプリのスマホ充電メニューを使えば、ChargeSPOTのモバイルバッテリースタンド設置場所を調べることができるのだ。

実際に試してみると、現在地周辺の地図と利用可能なChargeSPOTのアイコンが表示され、多くの場所に設置されていることに驚かされた。そして検索結果から、最寄りの喫茶店にスタンドが設置されているのを確認し、そこへ向かうことにした。

喫茶店に入ると、店の奥にChargeSPOTの筐体が設置されており、安心感からどっと疲れを覚えたことを今でも覚えている。アイスコーヒーを注文すると、さっそくQRコードを読み取ってバッテリーレンタルの手続きを開始。

手続きは支払い設定をするだけで、あまりの手軽さに少し拍子抜けするほどであった。

またバッテリーの返却は、借りた場所でなくても全国どこのChargeSPOTでも可能というのもありがたい。空いているスロットにモバイルバッテリーを差し込めば完了なので簡単だ。これならスマホの充電がなくなりそうになっても、いざという時のお守り代わりになる。

この体験から、スマホのバッテリー残量は予想以上に早く減少していくことはもちろん、ChargeSPOTやPayPayアプリの「スマホ充電」メニューの使いやすさを身をもって知ることができた。もし次にスマホのバッテリー残量危機に陥ったら、真っ先にPayPayアプリの「スマホ充電」メニューを開くだろう。

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