スケートパークで一際、注目を集めるのは88歳のフアンホ・ウルビスさんだ。スペイン北部ビルバオに住む“鉄人”は「年齢はただの数字」とし、連日、スケートボードに乗り颯爽と滑る姿を見せている。
もともとウィンタースポーツが好きだったというウルビスさんは70歳でスケートを始めたという。理由の1つは、ウィンタースポーツよりも費用がかからなかったことだとか。
「スケートは体を健康に保つだけなく、日常とは違うことをすることで、日々の生活に新しさが生まれ、それが休息になるんだ」
顔に多くの皺(シワ)が刻まれているウルビスさんは、単なる健康維持を超えて、日常の単調さから逃げる手段にもなっていることを明かした。