100歳女性が世界最高齢重量挙げ選手に認定 きっかけは91歳、嫌々ジムに行ったこと

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写真はイメージです(Ljupco Smokovski/stock.adobe.com)
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 100歳になるアメリカ人女性が世界最高齢のウェイトリフティングの選手として認定された。フロリダ州在住のエディス・マーウェイ・トライナさんは、2019年の98歳時に68キログラムを挙げ話題に。今回はギネス・ワールド・レコーズから公式の認定を受けたかたちだ。

 エディスさんは9年前の91歳の時に同競技をスタート、友人から勧められ嫌々ジムに行ったことがきっかけだったそうで、「友人は自分だけで行くのが嫌だと言って、蹴ったりわめいたりする私を引きずって連れていったのです。はじまりはそんな感じでした。他の女性たちが重量挙げをしているのを見て興味を持ちました」と話す。

 また、元ダンサーというエディスさん、無事持ちあげた時の周りの歓声がステージにいた自分を思い起こさせ嬉しくなるという。

 今回のギネス記録は来年版の「ギネス・ブック・オブ・ワールド・レコーズ」に掲載予定だ。エディスさんを初めてジムに連れて行った友人カルメン・ガットワースさんは、こう称賛している。「エディスを無理やりどこかに連れて行くことなんてできません。彼女は常にやり続けるのです。決して止めません。それが大変なことであれば、決心もより強くなります。簡単であればすぐに飽きが来るでしょう。しかし困難な場合、彼女はそれをやり続けます」

 パンデミックで同競技を中止する憂き目に遭っていたエディスさんだが、現在は100歳を超す長寿者としてもう一度大会に参加する意向だそうで、「可愛い小さな老人女性」というステレオタイプを打破するため燃えているようだ。

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