吉本新喜劇座員の山田亮(やまだ・りょう)さんが8日、うっ血性心不全のため死去したことが分かった。10日に吉本興業が発表した。51歳。広島県広島市出身。葬儀・告別式は近親者のみで執り行われる。
山田さんは1997年1月、オーディションに合格し、吉本新喜劇に入団。同年4月に初舞台を踏むと、借金取りの子分役などで数々の舞台に出演した。特に辻本茂雄、平山昌雄とのローテーショントークは人気を博し、広島弁を生かしたキャラクターとその人柄が愛された。
2024年11月には上海コメディフェスティバルの吉本新喜劇公演にも出演。今年2月に地元・広島で開催された吉本新喜劇65周年記念ツアー広島公演が最後の舞台となった。
吉本興業は「今後も新喜劇への出演に意欲をみせている中での逝去となりました。故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とした。