宝塚歌劇 演出家・谷正純氏死去、72歳 元花組トップ愛華みれも追悼「先生によって人生作られた」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
宝塚大劇場
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 宝塚歌劇団の演出家・谷正純氏が5日に亡くなっていたことを8日、同劇団が発表した。72歳だった。通夜・葬儀は近親者で執り行われた。

 谷氏は和洋問わず。骨太な歴史ものや、ファンタジー要素のある作品、オペレッタや映画など様々な作品を手がけてきた。代表作には「エデンの東」(1995年)、「EL DORADO」(97年)、「SPEAKEASY」(98年)、「こうもり」(2016年)「ANOTHER WORLD」(18年)などがある。また「ベルサイユのばら」では植田紳爾氏との共同演出も多く、昨年の「ベルばら」の演出も手がけた。

 最後のオリジナル作品は月組スターの風間柚乃のバウ初主演作「LOVE AND ALL THAT JAZZ」(21年)となった。

 OGで元花組トップスターの愛華みれは、通夜に参列したことを明かし、谷氏のデビュー作「散る花よ 風の囁きを聞け」で「私も、初 抜擢、、先生 によって 愛華みれ 人生 つくられた」と偲んだ。退団公演の「ミケランジェロ」も谷氏の作品だったこともあり「愛アモーレ あなたに愛を~」と主題歌の一部で追悼していた。

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