俳優の故ルーク・ペリーさんが、ジェットスキーでジェニー・ガースに衝突する事故を起こしていたという。
1990年代の大ヒットドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』で共演した2人、シーズン3の撮影をしていた海でジェットスキーを運転することになり、ルークが進路を妨害する漁師の釣り糸について警告していたものの、ジェニーは気づかず釣り糸に引っ掛かってしまったそうだ。そしてジェットスキーに乗ったルークが助けようと近づくも、機体がジェニーの頭を叩き意識不明になったという。
3月29日に開催された1990年代をテーマにしたイベント「90sコン」でジェニーはこう明かす。「ルークはボディガードに運転させたくなかったの」「自分で運転したがっていたから前方にいてね」「そこには釣り人がいて釣り糸があった」「通り抜ける時に『ダック!』って彼は叫んで、『釣り糸に引っ掛かるなよ』ってことで私は『え?』ってなって」「私に引っ掛かって、首が切れたりはしなかったけど」「ルークが助けに来てくれたんだけど、(ジェットスキーが)私の頭にぶつかって、こっちは意識を失ってしまった」
2019年3月に脳卒中で52歳で亡くなったルークだが、同ドラマでディラン・マッケイ役を、ジェニーはケリー・テイラー役を担当していた。
今回ジェニーはルークとの別のエピソードを披露してもいた。「ある時、ルークと車の中でのシーンがあった」「彼は生意気というか意地悪というか私にとって兄のような感じの意地悪さでね」「私はビナカ(口臭スプレー)を使っていたんだけど、何か込み上げるものがあって、振り向きざま彼の目に向かってそれを噴射してね」「彼は涙を流して撮影が中止になる事態で」「あんなことしなければ良かった」
今回「90sコン」のパネルにはジェニーの他ブライアン・オースティン・グリーン、ガブリエル・カーテリス、イアン・ジーリング、ジェイソン・プリーストリー、トリ・スぺリングら同ドラマの共演者が集合していた。同ドラマではルークの他にブレンダ・ウォルシュ役のシャナン・ドハーティーさんが昨年乳がんとの闘病生活の末帰らぬ人となっていた。