俳優のヴィン・ディーゼルが、2023年に公開された「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」の「前身」となる作品の監督を依頼されたという。
同シリーズで2001年からドム役を演じているヴィンは、「ワイルド・スピード」と「ワイルド・スピード MAX」(2009年)の間の出来事を描いた2009年公開の短編映画「ロス・バンドレロス~盗賊たち」で自らメガホンを取ったことがあるが、シリーズ第11弾「ー/ファイヤーブースト」と最終作の前の出来事を描く前日譚の監督をユニバーサル・ピクチャーズから頼まれたという。
インスタグラムに、レティ役のミシェル・ロドリゲスとの写真を投稿したヴィンは「『ワイルド・スピード』シリーズの第4作が完成したばかりの、あの重要な瞬間を思い出す」とつづった。「1作目と4作目の間にドムがどこにいたのかを説明するための、前身となる作品を監督するようスタジオから依頼された。『ロス・バンドレロス~盗賊たち』という名の作品だ。そして、この長年の時を経て、フィナーレの前身の監督をやってほしいという依頼がまた来た」と振り返った。そして「とてもエキゾチック」な場所を舞台にしたいと続けている。
シリーズ第12作となる「Fast X:Part2」(原題)は2026年公開予定とされているが詳細は明らかになっていない。ヴィンは以前、最終作は3部作になる可能性があることも示唆していた。