拙いストリートピアノ演奏に運営が苦言「たまったもんじゃない」→ネット「奏者呼べ」「撤去すれば」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 ※画像はイメージです(hakase420/stock.adobe.com)
 ※画像はイメージです(hakase420/stock.adobe.com)

 大阪府・南港の大型複合施設「ATC」に設置された「南港ストリートピアノ」がこのほど、公式のX(旧ツイッター)アカウントを更新。ピアノの使用規約について発表し、「人の練習聞かされる側はたまったもんじゃないんです」「手前よがりの演奏は『苦音』です」と表現したことが賛否を呼んでいる

 公式アカウントでは22日に「南港ストリートピアノからのお願い」と題して文書を公開。「こんな掲示はしたくなかった、、というのが正直な気持ちです、、」と前置きした上で「練習は家でしてください」「こんなこと書かなきゃいけないなんて想定外でした。間違うのはしょーがないんです、、生身だから」と絵文字を交えて掲載。そして「でも、人の練習聞かされる側はたまったもんじゃないんです。」と記した。

 添付された文書では、「ストリートピアノ演奏者の方へ【お願いです】練習は家でしてください」と再三の警告。「つっかえてばかりの演奏に多くのクレームが入っており、このままだとこのピアノを撤収せざるを得ない状況です」と警告の理由を明かし、「練習は家でしてください。練習を重ねてつっかえずに弾けるようになってから、ここで発表して頂けたら幸いです」と弾くための条件を記した。最後には「誰かに届いてこそ『音楽』です。手前よがりな演奏は『苦音』です」と締めた。

 この声明は23日15時まで1.5万以上のリポストがされる大反響に。「小さな子供さんの遊び道具として放置する親御さんも、ちょっとは配慮して下さいね、という事だと思います」といったように運営者の補足をするコメントもあった。一方で「フードコートのような一定時間滞在せざるを得ない場所に置いたら逃げ場がなく、嫌でも聞かざるを得ないので苦情が出るのは予想できたはず。」「ストリートピアノの意味を知らずに設置しているなら、撤去すれば良いと思います。」「『客』のために置いたつもりならそれはお金払って奏者を呼べとしか言いようがない」という意見も見られた。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース