2025年版の「鴨川デルタ勢力図」がSNS上で大きな注目を集めている。
「2025年版の鴨川デルタ勢力図を作りました」と最新版の作成を発表したのはマルチクリエイター、エンジニアのこちさん(@cochi_wan)。
鴨川デルタ勢力図とはこちさんが2022年に初めて発表したイラストマップ。京都の鴨川と高野川が合流する一帯に、どんな人々や生物が分布するかユニークな視点で描いたものだ。
大学生集落、音楽の民、カップル、フォトグラファー……最新の鴨川デルタの様相に、SNSユーザー達からは
「AM授業で午後から予定が無いときは良くこの辺散策してました。京都市内ほんといい所です。幸せな時間でしたね。」
「同志社と京大の両方の学生をしていたが、確かに川が国境線。そして、デルタは公には『共同管理地』とか『ノーマンズランド』だけど、なんとなく『相手領』のように互いに思ってる。なお、同志社にとって、立命館領との西の国境は堀川通で、北の国境は大谷大学がいる鞍馬口。京都御所は同志社領です。」
「これは素晴らしい!
大昔のことかもしれませんが…金曜の夜はハッテン場になってたと聞いたことがあります。
立証する訳ではないですが、交番前信号西側で信号待ちをしていた時に、オジサマから熱い視線を投げられたことはあります。
ええ金曜日の夕方でした。」など数々のコメントが寄せられている。こちさんに話を聞いた。
--以前の版から変化したポイントは?
こち:ここ2〜3年ほどで、外国からの訪問者の勢力に大きな変化があったように感じます。以前はあたたかい季節に頻繁に見られた「グローバル飲み会」が、この1年でほとんど見かけなくなりました。また、デルタを訪れる外国人観光客が急増し、その影響で飛び石周辺で渋滞が発生するようになっています。
--近年の変化についてどう捉えていますか?
こち:コロナ禍以降、鴨川デルタを訪れる外国人観光客の増加により、清水寺や金閣寺、銀閣寺といった定番の観光地だけでなく、下鴨神社や出町柳エリアも賑やかになっているなと感じています。この変化は地域全体の活気を高める一方で、新たな人の流れを実感しました。
--投稿の反響へのご感想を。
こち:2025年版も予想以上の反響があったことが嬉しかったです。また沢山の方々が鴨川デルタ勢力図の新作を楽しみにしてくださっていたようで、今後の制作への大きな励みにもなります。
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年々変わりゆく鴨川デルタの光景。勢力図と実際を見比べながら周辺を散策するのも楽しそうだ。
なお今回の話題を提供してくれたこちさんは鴨川をコンセプトにしたオリジナルグッズをSUZURIで販売している。もちろん鴨川デルタ勢力図をあしらったものもあるので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
こちさん関連情報
Xアカウント:https://x.com/cochi_wan
SUZURIウェブショップ:https://suzuri.jp/cochi_wan/products