“選挙の神様”藤川晋之助さん死去 デヴィ夫人の「ワンニャン平和党」選対委員長に就任会見から1カ月

杉田 康人 杉田 康人
藤川晋之助さん
藤川晋之助さん

 選挙プランナーで、“選挙の神様”の異名を持った藤川晋之助さん(本名・基之=もとゆき)が11日午前1時54分、入院先の都内の病院で死去した。71歳だった。藤川さんが代表理事を務める「藤川選挙戦略研究所」が同日、公表した。葬儀は家族葬で行われ、後日お別れの会が行われる予定だ。

 藤川さんは、国会議員秘書や大阪市議を2期務めた後、選挙支援などを手がけた。22年に藤川選挙戦略研究所を設立。24年7月の東京都知事選では、次点となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)の選挙参謀を務め“石丸現象”の仕掛け人となった。

 タレントのデヴィ夫人(85)が代表を務める新党「12(ワンニャン)平和党」の選対委員長に就任。2月に都内で行われた設立会見では、デヴィ夫人とともに登壇していた。

 選挙参謀として「144戦132勝」の実績をアピールし「選挙のプロとしての直感で、最低でも2議席から3議席、取ってみせます。なかなかおもしろい選挙になるとワクワクしております。200万票はなんとかなる。でないと“選挙の神様”の地位は落ちる。私にとっても集大成。必ず勝ってみせる」と参院選への意気込みを語っていたが、結果を見ないまま天国へと旅立った。

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