AI生成「偽物」動画が100万回再生も!セリーヌ・ディオンが怒りの声明

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セリーヌ・ディオン
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 難病スティッフ・パーソン症候群を患いながらもパリ五輪の開会式では見事なパフォーマンスを披露した歌手セリーヌ・ディオンが、AIによって作られた「偽物」の楽曲がネット上に出回っていると警告した。セリーヌのチームは、セリーヌ自身による曲と見せかけている「無許可の」楽曲やパフォーマンスは、アーティスト本人の意見を一切取り入れずに人工知能ソフトウェアの助けを借りて作られたものであると注意を促している。

 インスタグラムに投稿された声明にはこうある。「セリーヌ・ディオンの音楽パフォーマンス、名前、肖像を含むと称する、AIによって生成された無許可の音楽が、現在オンライン上や様々なデジタル・サービス・プロバイダーで出回っていることが判明しました」 「これらのレコーディングは偽物であり、承認されておらず、彼女の公式ディスコグラフィーの曲ではないことをご承知ください」。声明は特定の曲には言及していないものの、ゴスペル曲「ヒール・ミー・ロード」を歌うセリーヌのAI生成映像は、YouTubeで100万回以上の再生回数を記録している。

 音楽におけるAIの使用に関しては、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイをはじめ、多くのミュージシャンが抗議の声をあげている。

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