泉房穂氏、橋下徹氏の「維新院政」を指摘&参院選出馬を提言、X口撃で「ダボ」はまだ…方言の違いも解説

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 泉房穂氏
 泉房穂氏

 兵庫県明石市の元市長で弁護士の泉房穂氏が10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が現在も日本維新の会の「実質的なトップ」であるという見地から、今後も政治的な影響力を持ち続けるなら、「コメンテーター」ではなく「参院選出馬」など政界復帰への道も模索すべきという私見を綴って問題提起した。

 泉氏は、9日に放送された読売テレビ「そこまで言って委員会NP」で、日本維新の会の創業者である橋下氏が〝院政〟を敷いているのではないかという指摘から、本人も交えた議論の内容をまとめたネット記事を引用。「維新のトップは、実質的には橋下徹氏。兵庫県議への処分も、橋下氏の〝鶴の一声〟でひっくり返ったと言われているし、その影響力は吉村代表や前原共同代表以上。」と指摘した。

 その上で、泉氏は「政治的スタンスは違うが、このままコメンテーターで終わるのはもったいない。参院選出馬もアリだと思うのだが…」と提言した。

 さらに、泉氏は「誤解はないと思うが、私が橋下徹を支持しているわけでも、応援しているわけでもない。実質的に〝政党のトップ〟以上の『政治的影響力』のある者が、『政治的責任』を取る必要のない『コメンテーター』の立場で、好き放題に振る舞うのはどうかという問題意識だ〝院政〟は望ましくないという趣旨だ…」と本意を説明した。

 泉氏は連続投稿。「『私は、あなたの意見には反対だ。だが、あなたがそれを主張する権利は、命をかけて守る』という言葉が好きだ。政治的スタンスが違う者に対しても、『黙れ』とか『引っ込んでいろ』ではなく、『その意見が正しいと思うなら、民意を問うて、支持を得るべきだ』と呼びかけたい。」と、フランスの哲学者・ヴォルテールの言葉とされている(諸説あり)民主主義の原点を示す名文句を引用しながら、X投稿で挑発する橋下氏の姿勢に苦言を呈した。

 泉氏は3月中も、橋下氏から「ボケッ!たった7億円の金も政治決断できずに用意できなかったテメーの尻拭いをしてくれて、明石市の公立小学校の給食無償化が実現するんだよ!」「アホか!テメーが市長のときにできなかった公立小学校の給食無償化を実現してくれたんだよ!感謝しろ!ってトランプみたいか」などとXで口撃されている。

 Xユーザーから、そうした罵倒投稿についての声を寄せられた泉氏は「『「アホか」「テメー」「ボケッ」「ダボっ」と泉氏に言うとる』とのコメントですが、最初の3つは言われていますが、『ダボっ』はまだ言われていません。『ダボっ』は〝播州弁〟なので、大阪では使われないのかもしれません。仮に使われても、『ごーわく』こともなく『べっちょない』ですけどね…」と同じ関西でも異なる言葉を解説した。なお、「ダボ」は播州だけでなく〝神戸弁〟としても認識されており、大阪ではあまり使われない兵庫の方言となっている。

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