英チャールズ国王が、アップル・ミュージックでDJデビューを果たす。コモンウェルス(英連邦)の首長でもあるチャールズ国王が、自身の趣味や経験を通じて、リスナーにユニークな音楽の旅を提供する。
3月10日のコモンウェルス・デーを記念して制作された『ザ・キングズ・ミュージック・ルーム』では、1930年代の歌手からカイリー・ミノーグ、ボブ・マーリー、グレース・ジョーンズほか、RAYEといった現代のスターまで、数十年にわたるアーティストの曲が選曲されている。
番組の冒頭、国王は音楽との深いつながりについて、「私の人生を通して、音楽は私にとって大きな意味を持ってきました。それは多くの人にとっても同じだと知っています」「音楽には、幸せな思い出を記憶の奥底から呼び覚ましたり、悲しいときに慰めてくれたり、遠い場所に連れて行ってくれたりする素晴らしい力があります」「しかし、おそらく何よりも、私たちの気分をとても高揚させることができ、祝いの時には私たちの心を繋げてくれるのです。言い換えれば、それは私たちに喜びをもたらしてくれるのです」と語った。
コモンウェルスのアーティストたちの音楽も含まれる同番組では、がん闘病中の国王が、さまざまなミュージシャンとの出会いや、自身にとって個人的に重要な意味を持つ曲について語っている。