2023年10月に薬物使用が疑われ、警察から3度目の調査を受けた後に同年12月末に48歳で死去した韓国俳優のイ・ソンギュンさんの妻で、女優に復帰したチョン・ヘジンが、Genie TVとENAの新ドラマ「ライディングライフ」のオンライン生配信で25日に行われた製作発表で、「母親たちにエールを送りたい」と伝えた。
物語は、厳しい美容業界でマーケターとして働きながら、7歳の娘の教育にも手を抜かない、チョン・ヘジンが演じる「熱血ワーキングマザー」ジョンウンを中心に繰り広げられる。自身が演じたジョンウンについて「職場と娘の塾を行き来しながら、東奔西走する母親。娘のためなら何でもするという意志を持って生きている」と説明した。
出演を決めた理由については、「私のとても親しい友人が、イ・ジョンウンという名前なので、あれ? と思った」と、役の名前から興味を持ち始めたことを明かした。さらに、「韓国の教育ブームの中で、母親として抱く感情を率直に表現したかった」という。
また、「ジョンウンも母親だけど、この作品を通して、世の中の母親たちに応援と激励を送りたかった」「『何であれ、あなたたちはベストを尽くしている』というメッセージを伝えたい」と話し、本作を通して、視聴者にエールを受け取ってほしいと伝えた。
ドラマ制作陣も「現実的な素材と感動的なストーリーで、視聴者の心をつかみたい」と意気込みを示した。
近年、韓国ドラマ市場では、家族間の関係や教育問題を扱った作品が増えている。これは、現代社会において、親たちが子どもの教育に対し、大きなプレッシャーと責任感を抱いているからだ。このような作品は、親たちに癒やしと共感を与え、時には解決策や新たな視点を提示する。特に、ワーキングマザーの日常や悩みをリアルに描いた作品は、多くの女性視聴者から大きな支持を集めている。