鉄道ファン垂涎のカプセルトイも!大阪のトレインビュー満喫ホテルは楽しさ満載

KEISUKE KEISUKE
レストラン「瑞」から見える眺望
レストラン「瑞」から見える眺望

 昨年7月31日に初代の大阪駅があった場所に開業した「大阪ステーションホテル」は、現在の大阪駅に直結し、ホテルの部屋からは眼下に広がる圧倒的な鉄道ビューを満喫できる。

 エントランスには機関車や客車に使用された機関車のナンバープレートや『サボ』(列車の愛称、行き先などを示した板)が飾られている。実際にトワイライトエクスプレス使用された『FF81113』や昭和15年4月1日から活躍した『D51485』のナンバープレートを間近に見ることができ、鉄道ファンにとってはたまらない。

 エレベーターで29階ロビーに上がると初代大阪駅の切妻屋根を表現したロビーラウンジや枕木を使用したモニュメントが設置。チェックインのカウンターは駅の改札をイメージされている。ロビー中央のウォーターステーションには、1回500円で同ホテルでしか手に入らない鉄道ヘッドマークのピンバッジのカプセルトイがある。『はまかぜ』『スーパー雷鳥』『シュプール』『トワイライトエクスプレス』などいずれも1980~2000年代に大阪駅に来ていた列車たちだ。シークレットもあり何が出るか、カプセルトイを回すのもわくわくする。

 ロビー横にあるレストラン「鉄板焼 瑞」では大阪駅に入線する列車を眼下に見ながら、ゆっくりと食事を楽しめる。運が良ければトワイライトエクスプレス瑞風、ウエストエクスプレス銀河の入線する姿と出会えるかもしれない。

 同ホテルがオープンして半年が過ぎた。担当者によると「ホテルにカプセルトイマシンがある事が珍しく、初代大阪駅の記憶や鉄道、駅のコンセプトを楽しみいただく一環として、大変好評で、同ホテルでしか手に入らない鉄道ヘッドマークピンバッジも人気です」と反響の大きさを感じている。宿泊プランもさまざまで、ホームページから確認する事ができる。大阪駅を行き来する列車に思いをはせながら、記者もチャンスがあれば、ゆっくりと堪能してみたい。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース