米ニューヨークのブルックリン植物園で24日(日本時間25日)、通称「死体花」で知られる植物が開花した。大勢の人々が訪れ、その強烈なにおいが話題となっている。
花の香りを手でかぎよせた男性は「いろいろなにおいがする。くさいチーズや、うんち、汗のにおいも」と時折、渋面になりながら「ああ、今度は汗ばんだ靴下…足のにおいがする」とリアルに“実況”した。
ある女性も「確かに腐敗臭がする。腐った食べ物のにおいに近いと思う」と感想を述べた。
「死体花」の正式な名称は、アモルフォファルス・ギガス。インドネシアのスマトラ島原産で、開花時に悪臭を放つことで知られている。開花は2~10年に1度、平均で24時間ほど花を咲かせる。この株は、7年前に同植物園に到着して以来、初めて花開いた。
植物園の展示解説責任者であるケイト・ファーモイル氏は「花粉媒介者を呼び寄せるため、彼らが好むにおいを発している。腐肉食性の甲虫は腐ったようなにおいに引き寄せられる。うんちや腐った卵、くさいチーズなど。いい香りのする植物や花は蜂や、ハチドリなどの鳥を引き寄せる。これは、甲虫やハエを引き寄せている」と説明した。