石丸氏の新党会見「登録者100万人以上」通ったのは3社 会場前で出待ちのフリー記者には「何の収穫が…」と苦言

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
新党立ち上げの会見を行った石丸伸二氏
新党立ち上げの会見を行った石丸伸二氏

 2024年7月の東京都知事選で、3選を果たした小池百合子都知事(72)に次ぐ約166万票を集めた前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、都内で会見を実施。事前に告知された参加要件である「登録者100万人以上相当」に該当し、実際に会見に来場したのは「3社」ほどであることが分かった。

 新党立ち上げを伝える会見に際して、会見への入場条件として「マス媒体を保有すること」もしくは「登録者数100万相当のネット媒体を有すること」を掲げていた石丸氏。会場には100人超の報道陣らがかけつけたが、後者の条件で入場したのは「3社」だった。担当者は「この会場に来ていない社からも30社近くの応募受付があったが、告知通り基準以上のところのみ受け付けた」と話し、「100万人相当として来場した社は、リハック、ニコニコ動画などですね」と具体名も挙げた。

 この制限を設けた理由として、石丸氏は「審査のコストをできるだけ下げたかった」と説明。会見の中では「100万人というのは高すぎるのではないか」と質問が飛んだが、「新党立ち上げ、その晴の場を伝えたいから、初めに記者クラブへ尋ねた。むしろ『100万人というのは低すぎる』と言われる覚悟で来ましたよ。(聞くのが)誰でも良いならライブ配信でやっています」と返答した。

 また「フリー記者など事実上排除するのは不適切。もっと多くの人の声を受け入れる姿勢が必要なのでは」という質問には、「では貴方の媒体では取材を受けたいという人に対して、際限なく誰でも取材をするのですか?可能なのですか?」「多くの人に届けるために、最も効率的な方法を選びました。できないことは人にやらせようとしないで」と冷静に対処していた。

 会見場には参加要件を満たさなかったと思われるフリー記者らが入り口に押しかけており、石丸氏も「会場前がラーメン屋の開店前みたいになってましたけど、あの皆さんはどなたなんですかね?」「とりあえず来てみたという感じですかね。出待ちですか?何の収穫があると思っているのか…。私も暇があればお付き合いするんですけどね」とこぼしていた。

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