2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が30日、自身のX(旧ツイッター)を更新。日本を訪れる外国人観光客が急増する中、地元住民の生活に悪影響を及ぼす「オーバーツーリズム」問題も浮上しており、その打開策として「寺社などでの外国人入場料金の値上げ」など私見を綴った。
ひろゆき氏は「京都や富士吉田市などの観光客多過ぎて渋滞しまくりで生活もままならないオーバーツーリズムの地域は、寺社とかの外国人入場料金を値上げすれば良いと思うんだけど、なんでやらないんだろう?他の国では、遺跡や美術館が外国人料金なのは良くあるんだけど、、、」と投稿した。
この投稿に対して寄せられる意見について、ひろゆき氏は対応を続けた。
Xユーザーからの「人種で料金を分けると差別につながるが、国籍ならセーフ」という趣旨の見解に対して、同氏は「日本在住の人は日本に納税してるからセーフという考えでもいけるかと。」と付け加えた。また、「外国人だけ追加的拝観料等を取るのは全く賛成ですが徴収の手間を考えると現実には中々難しいと思います」という指摘には「収益が上がるので手間の分だけ人を雇えば良いかと。」と回答。さらに、「パッと見わからないです。中国韓国の人が多い」という声には「『免許証、マイナンバーカード、学生証が掲示出来ない大人は、外国人料金になります』 と、書いておけば良いかと。」と提案した。
政府観光局は今月18日、1~11月に訪日した外国人客が推計で3337万9900人となり、通年で過去最多だった2019年の3188万人を超えたと発表した。円安の影響もあり、25年も好調を維持する見通しだが、その一方で、交通渋滞や混雑などの「オーバーツーリズム」が各地で発生している。政府が掲げる「30年に訪日客6000万人」を実現するためには、地元住民の生活環境をどう維持していくかということも課題となっている。