超ニッチな漫画賞が爆誕!週刊少年マガジン編集部「限定しすぎて応募ゼロかも」史上初の試み

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
金村美玖が表紙を務めた「週刊少年マガジン」2024年12月25日発売号
金村美玖が表紙を務めた「週刊少年マガジン」2024年12月25日発売号

 講談社の週刊少年マガジン編集部はこのほど、現役美大・芸大生の卒業制作のみを応募対象とする漫画賞を新設すると発表した。「限定しすぎて応募ゼロかも!?史上初の漫画賞、誕生!」と銘打たれた。

 同編集部では「週刊少年マガジン」、「別冊少年マガジン」、漫画アプリ「マガポケ」での掲載作品を制作している。そのなかで、対象を絞りに絞った今回の漫画賞。美大・芸大生に限定した点を、同編集部は「ふつうは漫画賞って『できるだけ広く多くの作品を集める』のを目的とするんですが、今回は敢えて、応募ゼロも覚悟で、『限定』しまくってみました。それだけ『尖った』才能を求めているからです!」と説明。その上で「週刊少年マガジン編集部は多種多様な作品を生み出しています。クラスメイトの多くが読んでいるような王道少年ファンタジーから、隠れて読みたいセクシーなラブコメディ、ほのぼのとした日常系まで、そのジャンルはとても幅広いです。そんな編集部ではございますが、今回の賞では『ゴリゴリに尖った個性派作品』との出会いを期待しています」と加えた。

 さらに「卒業制作をそのまま応募」のみを受け付ける点に関しては「今回の漫画賞は日々課題制作で忙しい美大・芸大のみなさまが応募しやすいように、史上初の卒業制作そのまま応募限定とします! もしあなたの卒業制作が漫画なのであればそのままついでにご応募ください。少年誌向けじゃなくっても、他誌に担当がいても、他誌で賞をとった作品でも、あなたが美大生・芸大生で、それが卒業制作の漫画であれば、そのまま応募可能で、賞金がもらえる可能性があります。条件は『魂のこもった卒業制作であること』のみです!」と、思い入れを述べた。

 受付開始は2025年2月5日から、同誌の特設応募サイトにて。詳細は今後発表される。同編集部は「さらにみなさまの応募欲を煽る続報をご用意しておりますが、全ての情報が整うより前にとにかく少しでも早く、卒業制作に何を作るか迷っている学生さんにお届けしたくて告知開始いたしました。続報も楽しみにお待ちください!」と呼びかけた。

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