出川の“相棒”が最優秀金賞「日本バイクオブザイヤー2024」 担当者「世界一バッテリー切れを…」と自虐も

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 出川哲朗
 出川哲朗

 その年の人気・機能・デザインなどに優れたバイクを表彰する「日本バイクオブザイヤー2024」の表彰式が18日、都内のホテルで開催された。電動バイク部門では、「超有名」旅番組でおなじみの名車が最優秀金賞を手にした。

 各社が近年力を入れている電動バイク部門には、電動バイク専門のイタリアメーカー・ENERGICAの「EGO」や、BMWの「CE 02」などがノミネートされた。その中から、カワサキの人気モデルNinjaのEV版「Ninja e-1/Z e-1」と、ヤマハの発売9年目のロングセラー車「E-Vino」が金賞を獲得した。

 最終的にはヤマハ「E-Vino」が1万2757ポイント、カワサキ「Ninja e-1/Z e-1」が1万2037ポイント。接戦を制し、ヤマハ「E-Vino」が最優秀金賞に輝いた。ヤマハ「E-Vino」は、テレビ東京系で放送されている人気旅番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか? 」で使用されていることで知られている。

 盾を受け取ったヤマハの担当者は「電動の創成期のころから市販車として売ってこられたのは、出川さんの番組が応援隊長として寄与していただいてるおかげ」と笑顔。「番組の中で、沿道でのファンとの会話が走行しながらでも小型カメラで撮れてしまうのも、電動の静粛性ならではないかと思う」と性能に胸を張った。

 続けて「おそらく日本一、世界一バッテリー切れを起こしている(場面を放送されている)。発売当初はガソリンのVinoと比較して走らないとか、パワーがないという話もあった」と自虐。それでも「番組での認知で、走らないという事も含めてE-Vinoを愛していただいた。お陰でショートレンジでのEV車としての地位を確立できました」と番組と出川の影響力の大きさに感謝していた。

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