BLACKPINKのロゼが最近、英ファッション誌「i-D」のインタビューで、ミン・ヒジン元アドア(ADOR)代表とHYBE間の紛争について聞かれ、話題を集めたと19日、韓国メディアのウィキツリーが報じた。
今回のインタビューでロゼは、1stフルアルバム「rosie」と先行公開曲「APT」についての話をしながら、音楽的ビジョンを明かしたのだが、途中で予想外の質問が投げられた。インタビュアーは、最近韓国音楽界を騒がせているミン元代表と、HYBEに対するロゼの見解を尋ねたのだ。
するとロゼは「ポジティブな話をしたい。あの女の子たちを、本当に愛している」と、短くも意味のある答えを出し、この反応にファンと大衆の注目を集めた。
ロゼにとって、件の騒動と直接的関連がないにもかかわらず、ナイーブな質問を受けたという点で、その適切性を巡り意見が分かれた。それでもロゼの回答は、個人的感情を露わにしたり、論争に巻き込まれる発言をすることなく、NewJeansのメンバーに対する愛情を示すという方法で、賢明かつ品格のある態度として評価されている。
アドアの取締役会は、キム・ジュヨン社内取締役を同社の新代表に選任。ミン元代表を解任したが、これに反発したNewJeansがライブ配信を通して立場を明らかにし、さらにメンバーのハニは、国政監査でHYBE内部の嫌がらせを証言した。その後、NewJeansはアドアに「是正要求を受け入れない場合、専属契約を解約する」という内容証明を送付。
アドア側は「賢明に解決し、アーティストと継続的に一緒に歩めるように最善を尽くす」という公式コメントを出したが、騒動は完全に解消されていない状態だ。