世界最大のサンゴ発見、推定300歳!宇宙からも見える破格サイズ 発見当初は「難破船かと…」 ソロモン諸島

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 生物界で稀に見る“奇跡”が、ついに人間の目にとまった―。南太平洋のソロモン諸島で、全長30メートルを超える世界最大のサンゴが発見された。推定300歳とみられている。

 これまで記録された最も大きな群体サンゴの約3倍に及ぶ巨大サイズ。なんと、宇宙からでも、その姿を確認できるという。

 ナショナル・ジオグラフィック「原始の海」プロジェクトチームの科学者らは発見時、ソロモン諸島周辺の海洋環境について調査中だった。チームのサンゴ専門家であるエリック・ブラウン氏は「このような巨大サンゴの発見は、ただ喜ばしいだけではない。目にした人々の心を魅了するだけでなく、生態系におけるサンゴの重要な役割に光を当てることができる」と話した。

 このサンゴは上から見たら巨大な茶色の岩のように見えたらしく、水中撮影の担当者は発見当初、あまりの大きさに難破船だと思っていたという。

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