「第3回 WBSCプレミア12」で17日、日本は1次リーグ第4戦でキューバに競り勝ち、4連勝で2次リーグの進出を決めた。そんな中、韓国代表の1次リーグ敗退が確定。目標と掲げていた、スーパーラウンド(ベスト4)進出を叶えることができなかった。
2勝2敗の韓国は、18日のオーストラリア戦に勝利し、台湾がキューバに敗れ、3勝2敗で同率になっても、台湾に負けているため敗退となった。最後の逆転劇を期待する声もあったが、奇跡は起きなかった。韓国は18日午後、台湾・台北の天母野球場でグループBのオーストラリアと最終戦を行う。
この結果を知った韓国の野球ファンは、SNSで「実力は草野球で、年俸は大リーグ並み」「年俸を下げなければ、韓国野球は台湾にも勝てない」「“頼みの綱”だったブルペン崩壊」「リュ・ジュンイル監督は『プレミア12を最後に、代表監督を辞任する』と言いなさい」「これが韓国プロ野球の現状」「サムスン選手が入った完全体チームを見たかった」「あいつ(リュ·ジュンイル監督)を片付けましょう」など、失望の思いをぶつけていた。
2015年に同大会の初代優勝国となり、2019年の第2回でも準優勝した韓国は、初めてグループリーグ敗退の苦い味を味わうこととなった。
今大会でも「野球のライバル国」とする対日本戦で、一部の韓国野球ファンはネット上で「世界一になるより、日本に勝つ方がより重要」「じゃんけんでも、日本には決して負けてはならない」など、過激な発言を投稿していた。