ミュージカル「笑う男」韓国で4度目の上演! パク・ウンテ、イ・ソクフン、キュヒョンにNCTドヨンが仲間入り

moca moca
韓国ミュージカル「笑う男」が25年1月より開幕(出典:EMKミュージカルカンパニー)
韓国ミュージカル「笑う男」が25年1月より開幕(出典:EMKミュージカルカンパニー)

 ミュージカル「笑う男」の制作会社であるEMKミュージカルカンパニーが15日、同作4度目の上演を控え、新たなメインポスターとともに、全キャストの情報を公開した。

 「笑う男」は、自ら「これより優れた小説を書いたことがない」と語る、世界的文豪のヴィクトル・ユーゴーによる小説を原作とした創作ミュージカルだ。

 舞台は身分の差による差別が顕著な17世紀のイギリス。恐ろしい怪物のような顔でありながら、純粋な心を持つ主人公グウィンプレンの人生を通して、社会における正義や人間性が崩壊した世の中を批判し、人間の尊厳と平等の価値を深く描き出す。

 4度目の上演を前に、新たに公開されたポスターは、グウィンプレンの裂けた口を象徴する赤いロゴが、見る者の視線を一気に引きつけ、作品の時代背景やアイデンティティーを表現している。

 5年におよぶ制作期間を経て、2018年にワールドプレミアで初演された本作は、上演開始からわずか1カ月で、最短期間での累積観客数10万人を突破し、客席利用率は92%に到達。3度目の上演(2022年)では、圧倒的なチケット販売率を記録した。

 さらに、「第7回 Yegreen Musical Award」で6冠、「第3回 韓国ミュージカルアワーズ」で3冠、「第6回 EDAILY文化大賞」ミュージカル部門で最優秀賞、「第14回 ゴールデンチケットアワーズ」で大賞、およびミュージカル最優秀賞という成績を残し、4つのミュージカル授賞式で作品賞を受賞。

 日本では、東宝株式会社とライセンス契約を結び、2019年から2022年まで公演が行われた。

 口が裂け、笑ったような顔を持ち、移動劇団で道化師を務める官能的な青年グウィンプレンを、パク・ウンテ、SG Wannabeのイ・ソクフン、SUPER JUNIORのキュヒョン、NCTのドヨンが演じる。

 3度目の上演で、グウィンプレン役の新たなキャストとして名を連ねたパク・ウンテは、今回も続投。パク・ウンテはこれまで、ミュージカル「フランケンシュタイン」「エリザベート」「ベートーヴェン;Beethoven Secret」「キンキーブーツ」など、あらゆる大作で主演を務めている。2度目の出演となる今回、彼が表現するグウィンプレンに、再び関心が集まった。

 2020年の再演時に、グウィンプレンを演じたイ・ソクフンも復帰。SG Wannabeのメンバーであり、ソロ歌手としても活躍する彼は、より成熟した姿で舞台に立つ予定だ。ミュージカル「マリー・アントワネット」「キンキーブーツ」「ジェントルマンズガイド」などに出演し、ミュージカル俳優としても活動の領域を広げたイ・ソクフンが再び演じるグウィンプレンにも、期待が高まる。

 同じく再演時にグウィンプレンを演じ、自身のベストキャラクターを誕生させたキュヒョンも、再びグウィンプレンを演じる。甘い声と、登場人物の心の闇を表現した繊細な演技で、独自の存在感を発揮するキュヒョンは、これまでミュージカル「フランケンシュタイン」「ベン・ハー」「ファントム」などを通して、自分ならではの長所を磨いてきた。

 そして2021年、「マリー・アントワネット」でミュージカルデビューに成功したNCTのドヨンも、本作に出演。国内外で世界的な人気を誇るアイドルとして、数多くのステージに立って来た経験を武器に「マリー・アントワネット」の舞台に立ったドヨンは、デビュー作にもかかわらず、安定した演技力と歌唱力で高評価を得た。さらに成長して戻ってきたドヨンが、本作でグウィンプレンを演じ、自身のベストキャラクター誕生、ミュージカル俳優としての地位を築くことが予想される。

 ミュージカル「笑う男」は、2025年1月9日から、ソウル・芸術の殿堂で上演される予定だ。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース