鳩山由紀夫元首相が7日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。米大統領選で共和党のトランプ前大統領が勝利したことに対して「予想通り」として祝意を示した上で、想定される日本に対する防衛費に関する「無理な要求」には「毅然とNOと言える日本になれ」と綴った。
鳩山氏は6日夜に更新したXで「まずは予想通りトランプ前大統領がハリス副大統領を破って次期大統領に決まったことに祝意を申し上げたい」と切り出し、「容易ではないと思うが、トランプ大統領がウクライナ戦争に終止符を打つことを期待する」と国際情勢への影響力に言及した。
一方で、鳩山氏は「また思いやり予算を増やせとか、防衛費をGDP3%にしろなど無理な要求には毅然とNOと言える日本になれ」と、日本政府の在り方に注文を付けた。
トランプ次期米大統領は米国第一主義を掲げて、同盟国や友好国には負担増を要求する構えで、日本にも米軍駐留経費の増額を求める公算が大きいと指摘されている。鳩山氏の投稿に対し、Xユーザーからは「同感です」「そう願います」「折り合い点を見つける外交をしてほしい」といった声が続いた。