アート・ガーファンクル(82)が、ポール・サイモン(83)と感動の再会を果たしたことを明かした。1960年代にサイモン&ガーファンクルとして『サウンド・オブ・サイレンス』や『明日に架ける橋』などのヒット曲で一躍有名になった2人だが、関係は年々悪化し、芸術的な意見の相違から1970年に解散に至っていた。
サイモンとガーファンクルはその後、ソロキャリアを成功させ、ガーファンクルは1970年の『キャッチ22』などいくつかの映画にも出演した。
ライブで何度か再結成はしていた。最後のコンサートは2010年となっていたが、サイモンは2016年のNPRのインタビューで2人は「仲が悪く」、共演を楽しんでいないと認めていた。
そんな2人が最近ランチで再会を果たしたそうで、ついに数十年にわたる確執に終止符を打ったという。ザ・サン紙とのインタビューで、ガーファンクルは語った。「つい最近、ポール・サイモンと数年ぶりに会ったんだ。一緒にランチをしたんだ。とても、とても温かくて、素晴らしかったよ」
「涙が出たよ。彼を傷つけてしまったと思ったからだ。でもハグもあった。ポール・サイモンとランチをしたこの2週間前の記憶を大切にしているんだ」
そんなガーファンクルは、サイモン ガーファンクルやザ・ビートルズの名曲をカバーした、息子アート・ガーファンクル・ジュニア(33)とのデュエットアルバム『ファーザー・アンド・サン』を今月リリースする。