ポール・サイモン 突然左耳の聴力を失っていた ツアー中「家に帰りたい」衝動に駆られたと告白

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 ポール・サイモン
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 シンガーソングライターのポール・サイモン(81)は、突然聴力を失ってしまったという。ポールは60年以上のキャリアを誇り、アート・ガーファンクルとのフォーク・デュオ、サイモン&ガーファンクルとして世界に名を馳せた。不思議なことに左耳が聞こえなくなり、ツアーの最中にはしばしば家に帰りたいという衝動に駆られると明かした。

 ザ・サンデータイムズ紙にこう語った。「突然、左耳の聴力をほとんど失ってしまって、すべてが難しくなった。フラストレーションを感じてイライラしたり、怒りには達していない。そのうち治るだろうと思っていたからね」

 「ライブで歌いたくない曲は歌わず好きな曲だけ歌っていてもツアーのある時点で『何やってんだ』って思ってしまう。『コール・ミー・アル』の時によくそうなるんだ。『何やっているんだ?ポール・サイモンのカバーバンドみたいだからツアーをやめて家に帰るべきだ』ってね」

 昨年夏に、アルバム『七つの詩篇(Seven Psalms)』をリリース。多くの音楽仲間が亡くなった後でも音楽活動を続けていることについて「何かを書いて、ただ『この曲にはこれが必要』そして『ところで、この曲のテーマは君のことを歌っている。君が題材だ』って考えるのは気味悪いことだ。そんな年齢なんだ。ゴードン・ライトフットは亡くなったばかり、ジェフ・ベックもね。この世代はもう終わりだな」

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