IVEチャン・ウォニョン、aespaカリナらに誹謗中傷 YouTuberに懲役4年&罰金2000万円超を求刑

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※画像はイメージです(出典:AdobeStock InspireStock Gallery)
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 IVE(アイヴ)のチャン・ウォニョン、EXO(エクソ)のスホ、Wanna One出身のカン・ダニエル、aespa(エスパ)のカリナなど、有名アイドルたち7人に対する虚偽事実の流布や、誹謗中傷を行った疑いで裁判にかけられていた、YouTuber「脱オタク収容所」が懲役4年の求刑を受け、約2億ウォン(約2150万円/2024年10月25日現在)の追徴金を宣告してほしいと検察が裁判所に要請したと、韓国メディアが報じた。

 司法関係者によると23日、仁川(インチョン)地方裁判所刑事11単独(キム・セッピョル判事審理)で、情報通信網利用促進および情報保護等に関する法律上、名誉棄損や侮辱等の罪で起訴された、ネット中傷の加害者である脱オタク収容所に対する、結審公判が行われたという。

 検察はこの日、「(脱オタク収容所は)全5回にわたり、被害者たちを侮辱。また、積極的に虚偽事実の動画を投稿し、名誉を棄損した。さらに、被害者の所属事務所のマネジメント活動を妨害し、有料制で運営していたチャンネルで、被害者の外見や性格、異性関係にまつわる内容の動画を公開、持続的に犯行におよんだ点を考慮してほしい」と強調。「脱オタク収容所」に対して、懲役4年および2億1142万152ウォン(約2270万円/同)の罰金を求めた。

 「脱オタク収容所」は、2021年10月から昨年6月まで、自身が運営するYouTubeチャンネルを通して、芸能人やインフルエンサーなど7人を誹謗中傷する動画を、23回にわたって投稿し、名誉を棄損した容疑がかかっている。

 「脱オタク収容所」の弁護人は「全ての公訴事実を認める。収益のためだけの行為ではなかった。被告人は現在、奉仕活動を行っており、精神的治療を受けている」と、寛容な措置を求めた。反省文を読みあげた「脱オタク収容所」は、「被害者の方たちを深く傷つけたことを申し訳なく思い、深く反省している。客観的に自分を見つめ直し、傷つけたことを悔やんでいる」と頭を下げ、「インターネットなど、自分だけの世界にこもって過ごす中で、判断力が落ちていた。心から後悔している」と訴えたという。

 裁判内容を受け、ネットユーザーは「脱オタク収容所」が、処罰を受ける可能性が高いことに関して肯定的な反応を見せた。一方で、「彼女の犯した罪に対して、処罰が軽すぎる」という意見もある。特に、チャン・ウォニョンに対する、悪意ある中傷動画が多かったため、ファンからは「自分の身分が公になることは嫌がるくせに、他人のことは貶めたのか」「噂が人を殺すことだってあるのに、たった4年?」「どうか懲役刑になってほしい」「初犯だからといって、刑を軽くしてはいけない」などの反応が寄せられている。

 「脱オタク収容所」以外にも、あらゆる根拠のない噂を拡散して収入を得ている、いわゆる「ネット中傷」の加害者たちに対して「警鐘を鳴らすべきである」と、厳罰を求める者も少なくない。一部では、「脱オタク収容所」が複数の案件で起訴されている点に関して、「どうせ複数の事務所から起訴されている状況だから、執行猶予がついたとしてもまだこれから」「刑事より民事で争った方がいい」「他の告訴案件も含めれば、かなりの刑罰になりそう」などといった意見もあった。

 「脱オタク収容所」は、チャン・ウォニョンとSTARSHIPエンターテインメントによる、名誉棄損に関する損害賠償の裁判も進行中だ。カン・ダニエルによる名誉棄損容疑の裁判では、9月に行われた一審で、1000万ウォン(約100万円)の罰金を命じられた。

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