カモメの相次ぐ襲撃を減らすために、避妊薬を使用することが提案され、話題になっている。英国ウスターの市議会議員は、同市の住民を待ち伏せし襲う害鳥からの被害を食い止めるため、エサに避妊薬を混入する考えを明らかにした。
ワーンドンとエルブリー・パーク区の代表を務める労働党のジル・デセイラー議員は、バルセロナやベニスでのハトの駆除に使われている避妊法を使い「人道的にカモメの数を減らしたい」という。
デセイラー議員は語った。「カモメが好むエサに避妊薬を混ぜるやり方です。私はこのアイデアをウスターシャー規制サービス(WRS)に伝えました。関係当局の許可を得るためこの案を追っているところです」
「一刻も早い対策が必要と痛感していますし、これらの解決方法の一つ、もしくは組み合わせで問題が減少することを願っています」