映画『ヴィラン』などでの悪役として知られる俳優ウディ・ハレルソン(63)が、「ヴィーガン屁」を放出してドラマ『チアーズ』の撮影をストップさせていたことが分かった。ウディは30年以上プラントベースの食生活を続けている。次回作は俳優シム・リウとの潜水士の事故を描いたサバイバルスリラー映画『ラスト・ブレス』の予定だが、1982年から1993年にかけて放送された『チアーズ』ではガス問題を起こしていたそうだ。
ウディとテッド・ダンソンのポッドキャスト『ホエア・エブリバディ・ノウズ・ユア・ネーム』に登場したシムに、テッドが「(『ラスト・ブレス』では)実際に船の中の一室(チェンバー)で撮影したのか?何ていう呼び名だっけ?」と聞くとシムは、「ああ、サット・チェンバーだよ」と回答。
ウディは「実際のサット・チェンバーではなかったね。そうだけど実際のそれではなかった」と口を挟むとテッドは続けた。「でもそれに近いものだったわけだ。この話を持ち出したのには理由がある。僕が(『チアーズ』で)ウディと仕事をした時、巨大なサウンドステージだったんだけど、彼のベジタリアン屁(へ)が凄すぎてプロダクションが止まってしまうほどだった。君(シム)の時はどうだったかと思ってね」
するとウディは「悪いけど、ヴィーガン屁だ」と訂正。テッドは、「ヴィーガン、ごめんそうだった。ピーカン風味のヴィーガンだ」は話し、シムは「正しくはヴィーガン屁か。あなた(ウディ)は本当に親切だった」と続けた。
そんな過去の仕事場での“珍事”に関してウディは、「あれは僕がよく噛まずに食べていた頃の話さ」と弁解してもいた。
撮影現場での屁に関するエピソードとしては最近、バリー・ソネンフィルド監督が、『メン・イン・ブラック』の撮影中ウィル・スミスが、トミー・リー・ジョーンズと逆さまにされた車の中で強烈な屁をこき撮影現場が3時間閉鎖されたことを明かしていた。