ドイツのある町でサボテンの栽培が禁止となった。ノルトライン・ヴェストファーレン州のプレッテンベルグで、一人の男性が学校にあったサボテンで負傷し、手当を必要としたことから町長が公共建造物に同植物を持ち込むことを禁じてしまった。
議会は「大人の男性が負った怪我は、同じ場所にいた子供にとっては大怪我になりかねないものでした」と説明した。
そして、ウルリッヒ・シュルテ町長は地元の労働者に宛てた手紙の中で綴った。
「現在の状況を踏まえて、公私問わず全てのサボテンは自治体の建物から撤去されなければなりません」「この命令は一部の議員にとって向こう見ずで過剰、余計なお世話で馬鹿げているように見えるかもしれませんが、全職員、特に学校や保育園に通う子供たちを守るという大事な背景があるのです」