立憲民主党の米山隆一衆院議員が5日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、“ヤジ道”について解説した。
石破茂首相が4日に衆院本会議で行った所信表明演説の際に、野党議員からとみられる「うそつきー」「裏金ー」というヤジが飛んだ。米山氏はほぼ怒号となったヤジで石破首相の演説が聞こえない状態になった動画を引用。「因みにこういうヤジは飛ばしません。」と自身のスタンスを示した。
「私のヤジ道は」として具体例を提示。
①息継ぎの所で一言で言い切り、演説を妨害しない（大事）
②「嘘つき」みたいな一方的悪口はいわない（大事）。「政治の信頼を取り戻します」ー「でも公認！」みたいに話として噛み合っているものを。
③良い事を言ったら与野党問わず「良いぞ！」「そうだ！」というです。
と伝えた。あくまで話している人の言葉を邪魔しないという、議論の場を尊重する考えだった。
ネットからは「思想はちがってもちゃんと礼節あるのはいいね」「先生が立憲民主党で要職に就かれるようになると、自民党にとっても良い意味で手強い相手になると思います。」と称賛の声。一方で「ヤジを徹底排除すべきとは思ってませんが、それでも動画のようなレベルのヤジなら全面禁止にすべきだと思うようになりました。政治家の学級崩壊、教育的によろしくない。」「それでも野次は必要不可欠なものなのでしょうか？少なくとも話しをしている最中に野次を飛ばすのは政治の場でしか見た事がありませんしこれは悪しき慣習だと思いますよ。」とヤジそのものに厳しい意見も寄せられていた。
